ORIONEWORLD

夫のことになのにシャシャリ出た訳でして
夫と電話で聞いていた時に一言いえばよかったと思っています。
そうすれば、その場で夫がどう思っているか分かったし
義母にも夫と私の考えが分かったでしょうから。
これは私の判断力が低いからで、その時に行動を起こす瞬発力がないのでしょう。


やって失敗して深く理解するパターンを繰り返しています。
やらずに深く理解できればいいんですけどね。
なかなかそうはならない。

（義母はこんなに分からない人だったのだ。
言っても分からないんだから）とか納得できればいいんですけど
分かるかもしれない、と期待していました。
甘いです。
分かって欲しいとか勝手に思って傲慢です。

まだまだ偏ってます。



この根底には怒りがありました。
義母が「マトモに子育てしてきた」と無意識で思っていることに触発されました。
元々は自分の親に対する怒りですが
夫の親など近い人に同じ傾向を感じ取ると反応します。


夫は親に反発するエネルギーを勉強とスポーツに向けました。
中学校では学年1番で県内1番の難関だった高等専門学校に
絶対合格すると云われていましたが不合格に。
東大行くことには興味がなくモノづくりの技術が欲しいのと、
あるスポーツをしたいからと工業高校に入り
その部活に専念しレギュラーとして全国大会に行っています。

高校時代は家には寝に帰るぐらいだったそうで
今思うと
親と心理的にも物理的にも距離をとりたかったのでしょう。

中学時代の夫はおそらく
学歴の無い親を超える、親の鼻を明かすために勉強に精を出したら
学年一番になりその結果親が自分のことのように鼻高々になった。
「人の褌で相撲をとる」その鼻を折りたかったから高専に落ちました。
これ無意識でやったことです。

受験当日、試験を終えた夫が名前を書き忘れたかもしれない、と言うので
義母が慌てて中学校に電話したと聞きました。
その日から合格発表まで義母がヤキモキした様子や
不合格の時の落胆ぶりは目に浮かびます。
工業高校へ行くと決めた時もガッカリしたでしょうが
もう言うことを聞かない息子になっていたので諦めたのだと思います。

それでも全国大会へ行ったり、推薦で大学へ行ったり
娘二人もそこそこ学力はありスポーツに励んでいたのもあって
何かと周囲からチヤホヤされたのかもしれない。

振り返る余裕も無かったのかもしれないけど
目に見える形で満足できる結果が出ていたのもあったから
自分の子育てに疑問の余地がなかったのだと思われます。

が、私はムカつくｗｗ
未熟な自分が育てたけれど子供がマトモに育ってくれたんだって思わないの？！
ってな感じで。



電話でダメ出しした後すぐに義母の誕生日があったので
例年通りちょっとしたモノを送りました。
今年は無いと思っていたのか殊の外喜んでいました。
夫にもメールをしたらしい。

ロッドで確かめたら
私に云われた事はよく分からない、困惑している。
誕生日にいつも通りにして貰えたから嫌われていない事が分かってホッとした。
義父には電話の内容を話したが義妹には言っていない。
それはよく覚えていないのと混乱しているので巧く言葉にならないから。
でも甥には「シッカリしゃべれ」と言わないようにしている。



そんなものなのかもしれない。




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