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Mさん夫妻の前世

りかさん
こんにちは。
私に後醍醐天皇の皇子である護良親王の前世が、
夫に護良親王の妻か腹心の部下の前世があるのではないかと
考えているので鑑定をお願いします。


とのMさんからの依頼で鑑定しみると。。。



*Mさんに護良親王の前世があります。体積体験があり一生です。
護良親王は父・後醍醐天皇の戦略によって天台座主にまでさせられましたが
寺には全く興味がなく、日頃から武芸に励みいつ参戦しようかと待ち構えていました。

大変素直で裏表のない性格で悪意がなく多くの人に慕われました。
寺で武芸に励んでいても顰蹙を買うでもなく仕方ないなぁと思ってもらえる人でした。
少し猪突猛進のところがあり、周りを巻き込むこともありましたが、
それをも仕方ないなと思わせる魅力のある人です。

若くして殺され死ぬ瞬間には怒りがありましたが、
今では本人も仕方ないとサッパリしており、恨みなどはありません。
僧侶であった時も俗人となっての4年間のうちにも、
やりたいことをやりたいようにしてきたので、
さまざまな思惑に巻き込まれるようなあの時代にあって幸せだったと捉えています。

ただ一点引っかかっているのが父・後醍醐天皇のことです。
仕方ないとは思っていますが、父が自分自身のことしか考えず息子を売る
(自分を捕まえ尊氏に渡したこと、結果幽閉され殺される)
ようなことをしたことが残念だったと感じています。
そこまでするほど父に理解されないでいたのかと唖然としています。
どこまでも父を支え協力する覚悟があったのに、
絶対に父を裏切らないのに、全く分かって貰えなかったという思いがあります。
本当は後醍醐天皇から寵愛をうけた阿野廉子が裏で糸を引き
自分の子が皇位につくようにするため邪魔だった親王を排除したのですが、
父が女性にそこまで影響されるとは思いもしませんでした。

親王自身、女性に影響されることはあまりなかったせいもあります。
正室・側室も子供も彼なりに可愛がっていましたが、
戦がメインであり女性は二の次と割り切っていました。
当時は戦の結果によっては家族も血縁も翻弄されるので勝つことに必死でした。


*夫さんには赤松則祐の前世があります。体積体験があり一生です。
初めて護良親王が天台座主になった時に延暦寺に入ってから親王が亡くなるまで仕えました。
親王に憧れてもおり忠誠を誓いました。
親王がカリスマであったのに対し、則祐はコツコツ実力をつけていくタイプでした。
全く違うタイプでしたが補い合い相性はかなりよく、信頼しあっていました。

親王が幽閉され最後の時に一人にさせてしまったことが悔やまれてなりません。
実際できることは無かったのですが、非常に悔しく思っています。
そのため親王が亡くなったことを知ると、一層戦に集中するようになりました。
親王を売った後醍醐天皇が則祐親子で戦績を上げても蔑ろにしたこともあり、
足利尊氏についていきます。
武勇伝が多いのも親王の死があったからこそで、命を惜しむな!と喝をいれていました。

護良親王は父・後醍醐天皇から疎まれ協力関係が築けませんでしたが、
則祐は父や兄弟と協力して戦に臨み、赤松家を盛りたてる意味がありました。
天皇だからこそ、その地位を巡って子や兄弟と争うことが恐ろしいと感じていましたし、
親王が武士の家に生まれていたら違っていただろうな、
自分は家を盛りたてようと協力しあう家族でよかったという思いもあります。

負け戦が勝利となったり、家督を継ぐことになったり、守護大名となるなど
想定外のことが起こりましたが、これもふだんの意識と行いがよかったからです。
むやみやたらに喧嘩を吹っかけたり死人を出すのではなく、
必要最小限で済まそうという意識があったためです。
自分の行いを誇示することもなく、ふつうに謙虚でした。

晩年、戦から離れたときに、
もし親王が生きていたらゆっくり二人でお茶でも飲めただろうかと想像したり、
戦のない時代だったらどうだったろうかと考えています。

家族を大切にする人でした。
人をもてなすことが上手く、
元気づけたり愉快な気持ちになるようさり気なく心配りができます。

縁の下の力持ちで、あまり目立たたぬ形で仕事をするため、
手柄を人に持って行かれることもありますが、
分かっている人はいますので適正に評価されるようになります。

以上です。
確認したいことや分かりづらいことなどありますか?

りかさん
鑑定ありがとうございました。スッキリしました。

夫が護良親王に心酔しているので、夫に親王の前世があるのかと思っていましたが、
親王が幽閉されていたという土牢跡地で「こんな所に9か月もいたなんて…。
冬は寒かっただろうに…。しかも28歳で死ぬなんて…」と心から残念がり、
恭しく礼拝する様子を見て、本人ではなく周囲にいた人物かもと思うようになりました。

また、私の高校時代の友人にも親王の大ファンがいて熱く語っていたのを思い出し、
日本史の超重要人物でもないのに熱烈なファンが判明しているだけで周囲に2人いるので
私に親王の前世があるのかもと思い、鑑定をお願いしました。

親王を祀った鎌倉宮という神社の近くに、最後の執権北条高時の自決場所があります。
夫は行きたがり、私は興味がなくて近くで待ってると言ったところ、
夫は途中で引き返してきました。
「ここで別行動をするとお互いに分断されてまずい。もう会えなくなる気がするから
一緒に行動したほうがいい」と突然言い出したので驚きましたが、
赤松則祐の心の叫びだったのかもと今になって思います。

親王は良い性格の持ち主だったかもしれませんが、自分の仲間内ではそれで十分でしょうが、
それ以外の人たちの間でうまく立ち回る処世術やしたたかさは無かったかもなと感じました。
親王の立場で生まれてしまうと、なかなか身に付けられないかもしれませんが。
私もそういうのを面倒くさく感じてしまい、
ついALL OR NOTHINGで考えてしまう部分があるのは共通項な気がします。
また、親とスムーズな関係を築けておらず、心にわだかまりがあるなど
現在の私が抱える課題も浮き彫りになった気がします。

今回はどうもありがとうございました。


Mさん、こんばんは。
詳細を教えていただき、どうもありがとうございます。

夫さんとの面白い経緯があったのですねw
鎌倉でのセリフは本当に則祐そのものですよ。
ロッドでもそう出ました。

all or nothing は親王と共通ですな。
中途半端な状態が苦手で、白黒つけたくなっちゃう感じかな!?
Mさんの課題がハッキリして解決できるといいですね。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

赤松則祐の護良親王への思いが非常に強く残っているのが印象的だった鑑定でした。
一人に対してこんなに強い感情があるんですね。

身近な人の反応で前世に気づくことありそうですよ。

コメント

§ 面白い!

鎌倉と言えば若い頃、一人旅や蓋地連れで、結婚してから家族連れで行ったものです。
合計すると20回近いと思う。それほど大好きな場所です。護良親王の墓にお参りした時に
風が吹いて木がざわめいて凄かったですよ。あの時は一人だったので怖かった。鎌倉時代が大好きなので前世の縁が有るかもしれない。

§ Re: 面白い!

凄い!
凄いなぁ

それは前世がありますねw

§ 面白い!

こんにちは、初コメです(^^)

護良親王は人気があるのでしょうか、それとも今意識に上りやすくなっているのでしょうか。私の知人に、護良親王の前世を感覚的に自認し、奥さんが寵姫の雛鶴姫であるというカップルが2組います。
親王の首が祀られているという神社は山梨県に2か所ありますね。

そんな事もあってリーディング、とても面白かったです。

§ Re: 面白い!

初コメ、どうもありがとうございます♪

> 護良親王は人気があるのでしょうか、それとも今意識に上りやすくなっているのでしょうか。私の知人に、護良親王の前世を感覚的に自認し、奥さんが寵姫の雛鶴姫であるというカップルが2組います。

携帯小説「キミノ名ヲ」で登場します。
漫画や書籍化されているので人気があるようで
日本に限らず同じような前世があればかなり心に響くと思います。


> 親王の首が祀られているという神社は山梨県に2か所ありますね。

山が険しいから追手も進みにくいとか、人目につきにくいとかで
逃げやすいと考えたのかもしれませんね。


§ なるほど

小説があるんですね~。

§ Re: なるほど

ヒットした映画とタイトルがほぼ同じなので
初めは???でしたけど(笑

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