ORIONEWORLD

次の瞬間には和室にいた。
大宴会場にも使える広～い和室に布団が敷き詰められている。

左に床の間があり、右に枕を揃えてずらーと一列、その先には枕を左にしてずらーと。
どれだけ広いのか見ていないが、
とにかく広そうで何十人も一緒に寝られるほどだということは分かった。

床の間のすぐ前の端から
それぞれ枕元にあるお盆のようでお盆でない深さ10㎝で30㎝四方の蓋のない重箱風の器に
温かいシュークリーム（何故かこれだけ温かい）、モンブランなど
小さ目のケーキがぎっしり入っている。
それらを一つ一つ取り出して、床の間にある丸い蓋の無い重箱に移す。

次の人の分をやろうと枕元に視線をやると
さっきまで誰もいなかった端の布団から坂本氏が起き上がる。

おもむろに何処から取り出したのかスライスチーズのフィルムを剥がし食べ始める。
（へ？）と思っていたら私の手元にもスライスチーズ。
フィルムを剥がすと左手にはちぎった小さいパンがあり、
チーズをちぎってパンに挟んで口に入れる。

横をみると坂本氏のスライスチーズはフィルムから剥がれにくいのか
真ん中少ししかちぎれていない。

（フィルムから取りにくいのかな？大丈夫かな？）と思っていたら
（大丈夫）ともぐもぐ口を閉じて食べている坂本氏の声が私の頭に響いた。

（あ？今しゃべってなかったよな。テレパシー？）と
坂本氏の顔をみると私の顔を見てニッコリ。



っていう夢。

目が覚めてから忘れないように頭の中で繰り返していた。
意味が分からず、なんだかなぁと思っていると
ふと（坂本氏はテレパシーができるんだ！）と分かった。


ロッドで確かめたら
坂本氏は宇宙船を操縦するのと同じように
相手の波長に同調して声を使わずテレパシーでコミュニケーションがとれる、と出た。

実際に会ったり、メールでやりとりしたり、電話で会話したりするだけで
相手のことが分かる。

普通の人も普段、この人とは何となく相性がよさそうだ、とか
いい人そうだとか信用できなそうだ、とか他人のことが分かるが
その感度がめっちゃ高いのが坂本氏というわけだ。

それだけでなく
魂の綺麗さや大きさも分かって
魂の伸びしろも分かるから、該当者には魂を大きくする方法を教えている。



夢の中の広い和室は前日にしたメールのやりとりの影響で
10月に使う予定のホテルの部屋について考えてたから出てきた。

でも和室が広～いのは坂本氏の想念世界だから。
かなり自由で無制限なので広～いのだ。

四角い重箱から丸い重箱にケーキを移しているのはロッド鑑定のことで
四角四面の細々した中身を自由に丸く解釈しなおすという意味。
自分なりに考え解釈するという作業が、
頭と心に有効に働き想念世界を豊かにすることになる。

ケーキはお盆休みの最中にあった夫の誕生日に珍しく買ったから。
若い人たちは地球を考える選民。
スライスチーズは分からん。チーズは好きだけど最近食べてないし買ってもない。
坂本氏のお遊びかな。


どうも坂本情報を鑑定していることで坂本氏と繋がったということになるっぽい。


これから面白いこと起こるかなぁ♪




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